「スタジオ藍」では、日本本来の灰汁発酵建ての藍染にこだわった制作を行っています。
蓼(タデ)科の植物である藍から蒅(スクモ)を作り、灰汁(あく)などと混ぜ合わせて発酵させることで、布を染められる状態になります。
その液に布を浸け、その後空気にさらすことで布が染まります。浸ける回数によって様々な濃度の藍色を表現できます。生地の色を残したい場所は染め液が浸透しないように、事前に固く縫い絞ります。
縫い絞った部分をほどくと、模様が現れます。
それぞれの工程が繊細な手仕事のため、同じものは二つとありません。
また、藍染の布は抗菌性、消臭性に優れており、強度も増すことから、夏の生活に最適です。
0コメント